verite vol.5 2016年発刊
動き始めた看護学部棟、大公開!
看護師養成に必要な設備を整えた新棟です。
看護学部棟
2016年4月、看護学部看護学科を開設しました。
第一期生の入学に合わせて建てられたのは、真新しい設備を整えた『看護学部棟』!
学生が効果的に学べるようにと考えられました。
1年次は基礎教育がほとんどのため、まだ使用していない施設・設備も多くありますが、第一期生とともに動き始めた看護学部棟の一部をご紹介します。
母性・小児看護実習室(3F)
妊娠・産褥期の女性、新生児期から小児期のケアを修得します。
保育器や沐浴槽などに加えて、育児体験モデル人形や妊婦体験ジャケットも十分に用意されています。
対象者の状態を体験しながら学びます。
老年・在宅・公衆衛生・精神看護実習室(4F)
現在は入院期間も短縮されています。
医療機関から退院した療養者への看護、そして療養生活を見据えた看護ができるように家庭生活をイメージできることが大切です。
そのため、浴室、トイレ、キッチン等の設備を活用して総合的な看護の修得をめざします。
さらに、さまざまな病状をパソコンから設定すると、苦しい表情をして心電図が異常波形を示すなど、生身の人間さながらの反応をするシミュレーション人形(2年次より使用)も多数そろえました。
こうした施設・設備を整える理由は、臨地実習に備えた演習を行うため、また臨地実習でも経験できないことを経験するためです。
臨地実習では、対象者の安全が第一です。学生は見学場面はあっても体験することが困難です。
だからこそ、リアルに学び、技術を磨くことができる環境が整っているかどうかは、大学選びのうえでとても大切なことなのです。
今後も、学生の成長とともに、環境の整備を行う予定です。