看護学部 教員紹介

学部長メッセージ

 未曽有な感染や気候変動による災害などを経験した昨今、看護の役割はますます多様性が求められるようになりました。それに伴い、我が国のICTの発展は勢いを増し、医療においてもAI(Artificial Intelligence/人工知能)の導入が推進されています。したがって、これからの医療者には、ICTの利活用を前提に、新たな疾患や健康課題などに対応できるだけの高度な知識や技術を備えた人材が求められます。一方、2024年4月から医師の働き方改革として労働時間の制限が義務化されたことより、医療現場への影響を最小限にするための改革が課題になることが予測されます。看護職の使命は、このようなあらゆる課題に立ち向える力をもち、対象者に必要な看護ケアを常に考え、実践・評価していくことです。
 これらの前提を踏まえて修文大学看護学部では、本学の建学の精神である国家・社会に貢献できる人材育成として、知識とスキルだけではなく、看護の土台として最も重要な「倫理観」を育成し、その上で時代の要求に応えられる柔軟性とレジリエンス力を持った看護専門職の教育を実践しています。
 看護の対象者は、多様な背景をもつ「人」であり唯一無二の存在です。その対象者を理解するためには、経験値だけではなく「人」を理解するためのあらゆる知識をもつことが必要です。本学部では、学内での講義と同時に実践をとおして看護のイメージができるように、1年次の6月から早期体験看護実習を実施しています。そこでは、病院、幼稚園、高齢者施設と地域で生活する高齢者サロンなどに出向いて看護の対象者となる「人」と触れ合うことで、人への尊厳について考える機会をもちます。また、2年次には、基礎看護学実習Ⅰで主にコミュニケーションをとおして患者理解を実践します。その上で、基礎看護学実習Ⅱ以降、領域看護実習では看護過程の展開を通して質の高い看護実践能力に磨きをかけます。そして、4年次の8月には統合看護実習で「倫理観」や「社会人基礎力」を意図的に考えることで本学の目指す学生像の集大成にしています。また、本学はハワイパシフィック大学とも連携し、毎年3月に有志の学生による海外研修もあり、グローバルに人や文化の理解に努めています。
 このように本学では、多様性のある人への理解、その土台となる尊厳や倫理観をしっかり身に付け、地域に貢献できる社会人を育成しています。
 人に対する多様性への理解、尊厳や倫理観が身についていることにより、医療者として誠実に真摯に対象者へ看護を提供することにつながり、その姿勢があれば看護の質は必ずや高まっていくものと信じています。

相撲 佐希子 教授 学部長

相撲 佐希子 教授 学部長

教員紹介

相撲 佐希子 教授 学部長 
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博士(学術)、修士(看護学)
専門分野:基礎看護学
基礎看護援助技術Ⅰ・Ⅱ、ヘルスアセスメント、看護援助論、看護援助演習、基礎ゼミナール、看護研究方法Ⅱ、専門ゼミナール、基礎看護実習Ⅰ・Ⅱの授業を担当。
主な研究内容は、SNS情報倫理およびリスクマネジメント研究、医療安全、ICT教育の実践について。
臨地実習における情報モラルガイド

浅野 みどり 教授 
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博士(看護学)、修士(看護学)
専門分野:小児看護学、家族看護学
小児看護学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、家族看護学の講義を担当。
疾病や障がいの有無にかかわらず、すべての子どもと家族のウェルビーイングの探究をライフワークとしています。
とくに、母親だけでなく父親やきょうだい児にも焦点をあてて、育児ストレスや親性発達、アドヒアランスやセルフケアに着目し予防的育児支援の実装に取り組んでいます。

石黒 彩子 教授 
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博士(医学)
専門分野:小児看護学
家族看護、小児看護援助概論、小児看護援助論、予防看護、専門ゼミナール、統合看護実習、看護研究方法Ⅱの授業を担当。
主な研究内容は、アレルギーをもつ子どもの環境整備とQOLの向上。

北林 由紀子 教授 
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修士(生体情報)
専門分野:公衆衛生看護学
専門は、高齢者の健康寿命延伸のために、健康づくりと自立維持を目指す運動の実践を行ってきた。加齢による呼吸循環機能の低下や骨粗鬆症の増加には、運動を実施する際に必要な筋の機能低下や筋量の減少が大きく影響する。そのため、呼吸循環機能だけでなく、筋力や柔軟性も必要であり、さらに転倒予防のためのバランス能も必要となる。これらの機能をバランスよく向上させるための運動を地域に出かけて実践した。また、虚弱な高齢者から元気な高齢者まで介入研究を行い運動の有効性を確認してきた。

春田 佳代 教授 
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修士(健康科学)
専門分野:基礎看護学
看護学概論Ⅰ・Ⅱ、基礎看護援助技術Ⅰ・Ⅱ、フィジカルアセスメント、看護アセスメント演習、看護援助演習、基礎ゼミナール、看護研究方法Ⅱ、看護研究方法Ⅲ、基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱの授業を担当。
主な研究内容は、聴覚障害のある学生の看護技術習得のための動画教材、IBS患者の主症状と睡眠の関係、看護技術、看護教育に関する研究。

茂木 泰子 教授 
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博士(看護学)
専門分野:精神看護学
病態治療学Ⅱ(泌尿器科疾患と看護)、がん看護、在宅看護援助概論、在宅看護援助論、特別精神看護援助概論、精神看護援助論を担当。
統合失調症の多飲症患者の看護について研究してきました。また、看護診断学会においても精神看護領域における看護診断の定着に向け啓蒙活動を行ってまいりました。現在は看護診断概念「セクシュアリティー」について研究を進めております。

山口 陽子 教授 
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博士(看護学)
専門分野:老年看護学
老年看護学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、老年看護援助論、老年看護学実習Ⅰ・Ⅱ、老年看護学実習、早期体験看護実習、統合看護実習、看護過程演習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、看護研究方法Ⅱ等を担当。
主な研究内容は、高齢者の皮膚に対する研究、コロナ禍における老年看護学実習「リモート実習」の教材についての教育効果、訪問看護師のアイデンティティ、ワークライフバランス、困難感等に関する研究。

青山 京子 准教授 
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修士(人間関係学)
専門分野:公衆衛生看護学
地域ケアシステム論、公衆衛生看護援助論、公衆衛生看護実践論Ⅰ、公衆衛生看護概論、公衆衛生看護管理論、保健医療福祉行政論(演習)、地域診断論、健康教育論、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、研究方法Ⅱ、早期体験実習、公衆衛生看護学実習Ⅰ・Ⅱ等を担当。
主な研究内容は、保健師活動に関する研究、若者ケアラーに関する研究、保健師教育に関する研究。
浅場 香 准教授 
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博士(看護学)
専門分野:がん看護、地域包括緩和ケア、支持療法、症状マネジメント
地域・在宅看護学Ⅰ、地域・在宅看護学Ⅱ、地域在宅看護学Ⅲ、在宅看護学援助論、在宅看護学実習、看護過程演習、チームケア論、基礎ゼミナール、看護研究方法論Ⅱ、統合看護実習を担当。
主な研究内容は、がん患者のストレス対処力に関する研究、支持療法に関する研究、テレナーシングの実装に関する研究。

大村 政生 准教授 
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修士(看護学)
専門分野:小児看護学、家族看護学
小児看護援助概論、小児看護援助論、小児看護学実習、家族看護、病態治療学Ⅲ、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、看護過程演習、看護研究方法Ⅱ、統合看護実習等を担当。
主な研究内容は、障がいがある子どもとその家族に関する研究。
神谷 美香 准教授 
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博士(看護学)
専門分野:成人看護学
慢性期療養生活援助論、成人看護学Ⅲ、慢性期看護学実習、ターミナルケア論、看護過程演習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、看護研究方法Ⅰ・Ⅱを担当。
那波 潤美 准教授 
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修士(看護学)
専門分野:母性看護学
母性看護援助概論、母性看護援助論、母性看護学実習、予防看護、看護過程演習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、研究方法Ⅱ、統合実習を担当。
主な研究内容は、流産死産を経験した女性へのケアに関する研究、子育て支援活動の学びと母性看護学実習との関連性に関する研究、LGBTの看護学教育や看護に関する研究。

足立 勝宣 講師 
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博士(医学)
専門分野:精神看護学
精神看護学Ⅱ、精神看護学Ⅲ、早期体験看護実習、精神看護学実習、統合看護実習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、看護研究方法Ⅱを担当。
主な研究内容は、産業精神保健、看護教育、心理社会的形質に関するゲノムコホート。
膽畑 敦子 講師 
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修士(看護学)博士(学術)
専門分野:地域・在宅看護学
看護研究方法Ⅱ、地域・在宅看護学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、認知症看護、早期体験看護実習、統合看護実習、地域・在宅看護学実習を担当。
主な研究内容は、訪問看護師の方への認知症看護や教育についての研究。
諏訪 美栄子 講師 
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修士(看護学)
専門分野:基礎看護学
基礎看護援助技術Ⅰ・Ⅱ、フィジカルアセスメント、看護アセスメント演習、看護援助演習、感染看護学Ⅰ・Ⅱ、早期体験看護実習、基礎看護実習Ⅰ・Ⅱ、総合看護実習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、看護研究方法Ⅱ等を担当。
主な研究内容は基礎看護、感染防止などの教育方法に関する研究。

夏目 恵美子 講師 
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修士(看護学)
専門分野:成人看護学、看護管理学、災害看護学

急性期看護援助概論、看護研究方法II、専門ゼミナール、急性期看護学実習、統合看護実習、災害看護等を担当。
主な研究内容は、看護職の職務満足度、コンピテンシー、災害看護に関する研究。

平野 明美 講師 
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看護師、医学博士
専門分野:成人看護学分野、老年医学・看護学分野
慢性期療養生活援助論、慢性期看護学実習、統合看護実習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、看護研究方法Ⅱ、看護過程演習
主な研究内容は、成人看護学の授業を担当。主な研究内容は、慢性期疾患を持つ高齢期の介護者の介護負担感と健康について。
中村 美奈子 助教 
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修士(看護学)
専門分野:老年看護学
老年看護学Ⅱ・Ⅲ、老年看護学実習、早期体験看護実習、統合看護実習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、看護研究方法Ⅱなどを担当。
主な研究内容は、看護教育、看護職の育成に関する研究。

東山 新太郎 助教 
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博士(看護学)
専門分野:基礎看護学
基礎看護援助技術Ⅰ、ヘルスアセスメントの授業、基礎看護援助技術Ⅱの演習、基礎看護学実習Ⅰ・Ⅱ、統合実習などを担当。
主な研究内容は、フィジカルアセスメントの教育方法について。

和田 恵子 助教 
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修士(看護学)
専門分野:公衆衛生看護学
地域ケアシステム論、健康教育学Ⅱ、公衆衛生看護援助論、公衆衛生活動看護実践論Ⅰ・Ⅱ、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、看護研究方法Ⅱ、早期体験看護実習、統合看護実習、公衆衛生看護学実習Ⅰ・Ⅱを担当。
主な研究内容は、地域包括支援センターの保健師活動と現任教育に関する研究、介護予防、地域包括ケアに関する研究。
山田 安希子 助教 
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博士(看護学)
専門分野:母性看護学
母性看護学Ⅲ、母性看護学実習、基礎ゼミナール、専門ゼミナール、研究方法Ⅱ、早期体験看護実習、統合実習を担当。
主な研究内容は、産後女性の心身の健康に関する研究。
青山 つばさ 助手 
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修士(看護学)
専門分野:成人看護学
成人看護学領域の講義・演習の補佐、成人看護学実習を担当。
小出 弥子 助手 
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修士(看護学)
専門分野:基礎看護学
基礎看護学領域の講義・演習の補佐を担当。
小島 一輝 助手 
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学士(看護学)
専門分野:成人看護学
成人看護学領域の講義・演習の補佐、成人看護学実習を担当。
瀧川 綾菜 助手 
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学士
専門分野:小児看護学
小児看護学領域、家族看護学の補佐、演習の担当。小児看護学実習を担当。
長江 綾 助手 
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学士
専門分野:老年看護学領域
老年看護学実習Ⅰ・Ⅱ実習指導及び老年看護学の講義補助。
吉川 千晶 助手 
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修士(看護学)
専門分野:母性看護学
母性看護学領域の講義・演習の補佐、母性看護学実習を担当。
後藤 香織 実習指導員 
柴田 竹晴 実習指導員
高木 由美 実習指導員
内藤 紀見 実習指導員