医療科学部 カリキュラム

授業紹介

講義の様子をご紹介。経験豊富な教員の指導のもと、最新設備で学びます。

基礎セミナー
(顕微鏡を用いた細菌の観察)
1年次基礎分野

顕微鏡を用いた細菌の観察

対象の培養方法や基本的な顕微鏡の使い方などを修得する。

担当教員の指導のもとでテーマの設定、調査と考察、結果発表、相互討論等の過程を通し、大学教育への適応と専門科目への準備を整えます。微生物学では、調査対象の培養方法や基本的な顕微鏡の使い方などについて実習を通じて修得していきます。

基礎セミナー
(実験器具の取り扱い)
1年次基礎分野

実験器具の取り扱い

実験器具の正しい操作を習得する。

担当教員の指導のもとでテーマの設定、調査と考察、結果発表、相互討論等の過程を通し、大学教育への適応と専門科目への準備を整えます。簡単だけど奥が深いマイクロピペットの操作は、臨床検査技師として必要不可欠な手技です。1年次にはこのような基本的な手技を実習を通して修得していきます。

免疫検査学実習
2年次専門分野

PH測定

免疫学的検査の基礎を習得し、応用力も身につける。

疾患の診断、病態解明、治療計画策定に欠かせない免疫学的検査。本授業では基礎的手技をしっかり習得し、常に新しい手法に対応できる実力を養います。臨床の現場で応用ができるようにしていきます。

医用工学実習
2年次専門基礎分野

ディベート

装置の使い方を理解し、臨床検査での応用まで学ぶ。

大学入学までの教育課程での学習内容の違いから、得手不得手の差が出やすい科目ですが、初歩的な内容から臨床検査機器に応用される内容まで修得していきます。初回に装置の使い方を、2~7回までは6グループに分かれそれぞれのテーマについてローテーション形式で実験していきます。

病理検査学実習
2年次専門分野

病理検査学実習

病理標本作製技術の習得と病理形態学的検査の基礎を学ぶ。

病理組織標本や細胞診標本の作製を行い、これらの技術を習得しながら、講義で学んだ標本作製に関する様々な手法や理論の理解を深めます。また、組織標本や細胞診標本の顕微鏡観察を行い、各臓器の組織像やがん細胞の形態学的特徴を学びます。

血液検査学実習Ⅰ
2年次専門分野

血液検査学実習

原理から臨床的理解、操作、手技等、血液検査学の多くを学ぶ。

検体としての血液の採取方法とその取り扱い、血球算定方法、血液塗沫標本の作製、血液塗沫標本の普通染色法・特殊染色法および血液像・骨髄像の見方について実習します。各染色法の原理、方法、臨床的意義について理解するとともに、操作、手技に習熟します。

臨床生理検査学Ⅰ
1年次専門分野

慢性期療養生活援助概論

疾病の診断、治療における生理検査の重要性を理解する。

主に神経・筋系検査について検査機器の構造、検査の基礎から臨床的意義まで体系的に学習します。また、生理検査は検体検査と異なり患者と技師1対1の検査であることから、患者急変時の対応、接遇、医療安全、チーム医療についても体系的に学習します。

臨床検査総論実習
2年次専門分野

地域・在宅看護援助論

臨床検査総論の大部分を占める一般検査の理解を深める。

採血をはじめ、多くの検査方法、腎機能検査の実技(実習)を通じて、その臨床的意義・原理の把握に努めます。そして症例検討を通じて、一般検査結果の評価能力を高めます。

カリキュラム

大学教育として体系化された学びを積み上げることで、高い専門性と実践力を身につけることができます。

1年次

基礎分野や専門基礎分野をしっかりと学び、専門分野を学修する上での基礎を築きます。

2年次

多くの専門分野の学修を進めます。実習も実施し、主体的な学びによって知識と技術を身につけます。

3年次

学内での学修に加えて、臨地実習を体験することによって専門知識や技術を高めます。

4年次

4年間の学修の総括として卒業研究に取り組むことによって主体的な学びを確かなものにします。

1年次

黒文字は必修科目、青文字は選択科目 ※2024年度のカリキュラムです。(参考)

科学的思考の基盤

化学 / 生物学

物理学 / 数学

基礎セミナー

人間と生活・社会の理解

言語と表現 / 日本国憲法 / 
暮らしと経済 / 食文化論 / 手話

生命倫理 / 健康とスポーツ

スポーツ実技

コミュニケーション英語Ⅰ / コミュニケーション英語Ⅱ

ドイツ語Ⅰ / ドイツ語Ⅱ

人体の構造と機能

人体解剖学 / 超音波解剖学 / 人体組織学 / 人体生理学 / 基礎生化学

臨床検査の基礎と
その疾病との関連

医学概論 / 臨床生化学 / 免疫学 / 臨床検査総論Ⅰ

医療工学及び医療情報

情報科学

病態学

病態生理学

病理学的検査

病理学 / 病理組織検査学

生化学的検査・免疫学的検査

臨床化学検査学Ⅰ

微生物学的検査

微生物学

生理学的検査

臨床生理検査学Ⅰ

医療安全管理

BLSプロバイダー演習 / 医療安全管理学

2年次

黒文字は必修科目、青文字は選択科目 ※2024年度のカリキュラムです。(参考)

人間と生活・社会の理解

哲学 / 心理学 / メディカル英語Ⅰ / メディカル英語Ⅱ

人体の構造と機能

薬理学

保健医療福祉と臨床検査

食品衛生学

医療工学及び医療情報

医用工学概論 / 医用工学実習

病態学

病態学Ⅰ

血液学的検査

血液検査学Ⅰ / 血液検査学Ⅱ / 血液検査学実習Ⅰ

病理学的検査

病理細胞検査学 / 病理検査学実習

尿・糞便等一般検査

臨床検査総論Ⅱ / 臨床検査総論実習 / 医動物検査学(実習含む)

生化学的検査・免疫学的検査

食品分析学

臨床化学検査学Ⅱ / 臨床化学検査学実習Ⅰ / 臨床化学検査学実習Ⅱ / 
免疫検査学Ⅰ / 免疫検査学実習

輸血、移植検査

免疫検査学Ⅱ / 
血液型、組織適合抗原検査学(実習含む)

微生物学的検査

病原微生物検査学Ⅰ / 病原微生物検査学Ⅱ

生理学的検査

臨床生理検査学Ⅱ  / 臨床生理検査学Ⅲ

3年次

黒文字は必修科目、青文字は選択科目 ※2024年度のカリキュラムです。(参考)

科学的思考の基盤

データサイエンス

人間と生活・社会の理解

国際文化論 / 社会保障制度概論

保健医療福祉と臨床検査

公衆衛生学 / 公衆衛生学実習 / 国際保健医療学Ⅰ / 保健行政論

病態学

病態学Ⅱ

血液学的検査

血液検査学実習Ⅱ

生化学的検査・免疫学的検査

放射性同位元素検査学 / 質量分析検査学

遺伝子関連、染色体検査

遺伝子検査学 / 遺伝子検査学実習

輸血、移植検査

輸血、移植検査学

微生物学的検査

病原微生物検査学実習

生理学的検査

臨床生理検査学実習Ⅰ / 臨床生理検査学実習Ⅱ / 臨床超音波検査学

臨床検査総合管理

検査管理総論 / 国際臨床検査学

医療統計学演習

臨地実習

臨地実習 / 臨床検査学総合演習Ⅰ

4年次

黒文字は必修科目、青文字は選択科目 ※2024年度のカリキュラムです。(参考)

人間と生活・社会の理解

コミュニケーション論

中国語Ⅰ / 中国語Ⅱ / フランス語Ⅰ / フランス語Ⅱ

保健医療福祉と臨床検査

国際保健医療学Ⅱ

病態学

病態栄養学

生理学的検査

超音波検査学特論(実習を含む)

臨床検査総合管理

臨床検査学総合演習Ⅱ / チーム医療学 / 卒業研究Ⅰ / 卒業研究Ⅱ