学びの流れ
豊かな人間性と実践力を備えた看護職者の育成をめざして。
Point
看護の専門8領域
本学では8つの専門領域を設けており、看護職者に必要とされる知識と技術を専門領域ごとに系統的に修得します。
1.基礎看護学
看護職者として必要な看護の基礎を学ぶ。
看護の動機づけを高め、「看護とは」、「健康とは」などの看護の基礎概念、対象者の健康上の問題を明確にし、問題を解決するための知識ならびに看護実践能力を培います。
2.成人看護学
成人期の特性を理解し看護実践能力の向上をめざす。
成人期の健康障害を抱える対象者とその家族の特徴を理解し、急性期、慢性期、終末期にある人々の看護を学修します。
3.母性看護学
周産期、育児期の看護を極める。
妊娠・分娩・産褥・新生児期における母子とその家族を対象とした看護と、女性の生涯にわたる健康の保持・増進に関する看護を学修します。
4.小児看護学
小児と家族のQOL向上をめざす。
小児期にある対象者の発達特性を踏まえた小児特有の疾患を理解し、こどもとその家族が抱える健康問題に対してQOLを尊重した看護を学修します。
5.老年看護学
高齢者の尊厳と自律の配慮をめざす。
老年期にある対象者の身体的状況、精神的状況、家族を含めた社会的状況や生活基盤を見つめながら、高齢者の尊厳と自律に配慮した看護を学びます。
6.地域・在宅看護学
生活の場で提供する看護を学ぶ。
在宅で療養する人々やその家族を"地域で生活する人"と捉え、その人の暮らしを理解して、その人の望む暮らし方を支える看護を学修します。
7.精神看護学
心の健康維持・増進への看護を学ぶ。
複雑化する社会情勢の中で、対象者が抱えている生きにくさを理解し、精神疾患の看護だけでなく、看護のあらゆる領域の対象者の心の健康維持・増進への看護を学修します。
8.公衆衛生看護学
保健師の専門性を学ぶ。
公衆衛生看護の基本理念を理解し、地域のあらゆるライフステージ、健康レベルにある人々を対象に、健康を守るための活動を支援する保健師の専門性と支援方法について学修します。