村瀬 雅哉さん
臨床検査学科 2024年3月卒業
愛知県立 小牧南高等学校出身
もともと医療職に興味があり、新型コロナウイルスの感染拡大などで重要性が一層高まる臨床検査技師をめざしました。修文大学を志望した理由は、最新の設備が揃う環境と、サポート体制に惹かれたからです。4年間の学生生活では国家試験に向けて、先生方に熱心な指導をしていただきました。患者さんと接した臨地実習では、初めての経験で緊張しましたが、一緒に高め合える仲間の存在が励みになりました。今後は検査技師として日々、医療の知識やスキルをアップデートしながら、スペシャリストと呼べる領域まで、専門性を磨き続けていきたいと思います。
赤川 怜音奈さん
臨床検査学科 3年
愛知県 修文女子高等学校出身(現:修文学院高等学校)
臨床検査技師は、患者さんの病気を発見するという大切な役割を果たします。検査の専門家として医療の分野で貢献できる部分に魅力を感じました。修文は実習もレポートもグループのみんなで協力しながら行うため、クラスの仲間とは自然と距離が縮まり、助け合える環境で学ぶことができます。印象に残っている授業は、病理検査学の「細胞診検査」。患者さんの負担が少なく、病気を早期に発見できる検査法だと知り、将来は細胞検査士になって早期発見と治療に貢献したいと思いました。患者さんは病と闘い、不安な気持ちだと思います。良質な医療が提供できるよう、同じ目線に立てる臨床検査技師になりたいです。
藤田 くるみさん
看護学科 4年
愛知県 修文女子高等学校出身(現:修文学院高等学校)
親友を病気で亡くし、看護師をめざすように。できることはなかったのかと考える中で、患者さんを支え、後悔のない毎日を過ごせるように援助したいと思いました。修文は施設がきれいで、演習機器も使いやすいです。おかげで学習に対するモチベーションが上がります。国家試験対策を早い段階から始め、日々の学習につなげられるようにしているところも魅力。授業や実習で習得した知識と技術は、現場で患者さんに提供するものになるため、ただ学ぶだけでなく、実践に活かせるようにしていくことが大切だと考えています。誰かの思いに寄り添える看護師になれるよう、一緒に修文で学びましょう。
加藤 さくらさん
看護学科 3年
愛知県立 大府高等学校出身
他大学よりも国家試験合格率が高く、手厚いサポートを受けられると思い、修文へ入学を決めました。実際に、講義や演習で学生一人ひとりとしっかり向き合い、手厚く指導してくださいます。1年次から、国家試験対策のための講義や模試があるため、早いうちから国家試験を意識し、学びを深めることができます。他にも、演習室を自由に使って各自で学習したり、患者さんの気持ちに寄り添った援助を演習したり。学びの魅力は数えきれないほど。講義や演習、実習では覚えることが多くて大変ですが、理想の看護師像を思い浮かべ、なりたい気持ちを忘れずに残りの学生生活も頑張りたいと考えています。
家田 晴奈さん
管理栄養学科 2024年3月卒業
岐阜県 岐阜東高等学校出身
人のためになる仕事がしたいと考え、就職活動をしていた私にとって、エームサービスが掲げる「ホスピタリティを提供する」という言葉が心に響きました。面接本番で慌てずに思いを伝えられたのは、学生支援センターで面接の基本ポイントや聞かれそうなことを事前に練習することができたから。学部やゼミの先生に「落ち着いて。あなたならできるよ」と背中を押していただいたことも印象に残っています。生きていくうえで、食は必要不可欠です。実習で学びを深める日々の積み重ねは、必ず実を結ぶので、先生や仲間と共に悩んだり笑ったりしながら、充実した学生生活を過ごしてください。
柳生 彩月さん
管理栄養学科 2024年3月卒業
岐阜県立 岐阜農林高等学校出身
勤務先は、愛知県に本社を構え、病院、福祉施設、オフィスや工場、学校などで給食事業を展開する日本ゼネラルフードです。進路の決め手になったのは、大学の大量調理実習。朝からたくさんの野菜を切って調理し、盛り付けるのは大変でしたが、多くの方に喜ばれ、とてもやりがいを感じました。就職活動では、学生支援センターで履歴書を添削いただいたり、面接の練習をしたり。本番前日は、とても緊張していましたが、「いつも通りの笑顔でいけば大丈夫」という言葉のおかげで緊張がほぐれました。修文は親身な先生が多く、勉強が苦手でも、国家試験のサポートを個別で受けられるので安心です。
大学での学びをさらに深めて、それぞれの場で歩み続けている先輩たちにインタビューしました。
小島 瑠実さん
健康栄養学部 管理栄養学科 2023年3月卒業
愛知県 名古屋大谷高等学校出身
陸上競技に熱中していた高校時代、主食を抜いて減量したら、エネルギー不足で力が出なくなり、食事と体の関係を実感したことが管理栄養士をめざすきっかけでした。
現在は、人間ドックや各種健康診断を通して健康的な暮らしをサポートする半田市医師会健康管理センターに勤務。医療を支える管理栄養士として、健診結果で血圧が高めの方や、メタボリックシンドロームのリスクがある方に保健指導をしています。生活習慣を見直し、病気の予防につなげるためには、対象者の心を開いてやる気を促すことが大切です。自分の意見をただ伝えるのではなく、相手に問いかけて対話を重ね、生活や要望に沿った指導ができるように心がけています。電話や手紙、LINEなども活用して継続支援をしますが、「連絡をくれるから、前向きに頑張ろうと思える」と言っていただくと、とてもうれしいです。人と接することが好きで、たくさんの方とコミュニケーションを取りたいと思っていましたが、地域のみなさんに向けて健康教室を開いたり、外来栄養指導をしたり。近隣の市町村や企業の巡回健診に同行して保健指導をすることもあり、日々やりがいを感じます。
修文大学は先生との距離が近く、学生一人ひとりの話に耳を傾けて熱心に指導してくれました。「国家試験に合格することがゴールではなく、先のことを見据えながら勉強することが大事」という先生の言葉の通り、現場に出てからも勉強は続きます。さらに知識を増やして経験を積み、寄り添いながら生活改善を促せる保健指導をしていきたいです。
松井 愛弥さん
看護学部 看護学科 2023年3月卒業
愛知県 愛知工業大学名電高等学校出身
最先端の医療へ触れたいと思い、名古屋市立大学病院の看護部へ。現在は皮膚科、口腔外科、リウマチ・膠原病科の混合病棟で働いています。患者さんの疾患は多岐にわたり毎日が学びです。科を越えた連携も素早く、チーム医療を目の当たりにしています。入職して半年が経ち、先輩から意見を求められて一緒に考える機会が増えました。一人前として認められてきていると感じています。修文で印象に残った出来事は、老年看護学実習で「そつなくこなすだけが看護じゃない」と言われたこと。その時の私は、ただおむつ交換をしただけで、患者さんの皮膚の状態まで見ていませんでした。時間に追われ、そつなくこなしがちな時に恩師の言葉を思い出し、気を引き締めています。
魚住 沙代さん
看護学部 看護学科 2022年3月卒業
愛知県立 杏和高等学校 出身
看護実習で糖尿病の食事療法に悩む患者さんと接し、病気を予防できたらよかったのにと思ったことが保健師をめざすきっかけでした。名古屋市は学区担当制のため、乳児訪問や健診、小中学校の思春期セミナー、高齢者サロンでの健康相談などを通して、地域のみなさんを長い目で見守れるのが魅力。出産直後は不安そうだったママたちが、1年後に自信を持って育児をしている姿を見るとうれしいです。「こうした方がいいですよ」と言うのは簡単ですが、相手が望まない方法では長続きしません。どうすれば興味を持ってもらえるかなど、修文の授業で多くのことを学びました。公衆衛生看護学実習で実際に住民の方に健康教育をした経験なども、そのまま仕事に活きています。
神谷 汐香さん
医療科学部 臨床検査学科 2024年3月卒業
愛知県立 安城高等学校出身
臨床検査技師の役割は多岐にわたります。検査結果から導き出した所見をもとに、医師が患者さんへ治療方針や気をつけるべきことなどを伝えます。診療に必要なデータを分析し、医師に提供する検査のスペシャリストとして、医療の要の部分に携われることに惹かれ、臨床検査技師をめざしました。採取した血液や尿などから異常がないかチェックする検体検査をはじめ、心電図や脳波測定などの生理機能検査まで、様々な検査を通して、診断と治療に役立てることにも魅力を感じています。
修文には、学生同士の学び合いや学びのサポートを目的としたピアサポート活動があります。私もこの活動に参加していました。活動を通じて仲間と共に切磋琢磨しながら学ぶことができ、協調性を磨くことができました。先生方には、日々の講義だけでなく、国家試験対策としてたくさんの特別授業を行うなど、熱心に指導していただきました。ゼミでも、国家試験対策や就職について、一人ひとり親身に対応してくれたことが印象に残っています。大学の図書館には、最新の国家試験対策本やレポートの参考になる文献がたくさんあり、とても役立ちました。
今は、検査の自動化が進んでいます。そんな中で、専門的かつ正しい知識を持って検査結果を分析し、所見を書くことができる検査技師になりたいです。検査を受けた患者さんが、診断・治療へとスムーズに移行できるよう、チーム医療の一員として他職種と積極的にコミュニケーションを図り、連携していきたいと思っています。